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2022年12月27日 天子山地(富士山周辺)・竜ヶ岳

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山域・山名:天子山地(富士山周辺)・竜ヶ岳 山行目的:ダイヤモンド富士を見る 期間: 2022 年 12 月 27 日 参加者: ME 、 EK 、 MH 、 YY 、 NY 駐車場:本栖湖駐車場 コースと時間:駐車場 4:20--7:15 竜ヶ岳 8:20-- 駐車場 10:20   2 時半ごろ起床、宿を 3 時半に出発。 4 時過ぎに本栖湖キャンプ場付近に着くも、駐車場が進入禁止になっていたため、本栖湖湖畔の駐車場まで行って停めることにした。 まだ真っ暗な中、出発。登山口が分かりにくく、少し右往左往する。 登山口からは綺麗に整備された登山道が続き、ヘッドランプの灯りでも安心して登ることができる。左手に、海から昇りつつある太陽に照らされて富士山のシルエットがくっきりと浮かんでいる。急登が終わり、傾斜がなだらかになる頃、ヘッドランプも不要になってきた。右手を見ると笹藪の向こうに雪の八ヶ岳連峰が見えてきた。さらに進むと、南アルプスが白根三山あたりまで見えた。間も無く頂上だ。 頂上では、服を着込んで、太陽が富士山の頂上から昇るのを待つ。かなりの人数が各々撮影場所を確保してカメラやスマホを構えている。少しずつ頂上が明るくなってきた。間も無くだ。ピカッと閃光がさす。皆一斉にシャッターをシャカシャカ切る。すごい!すごい!本当にダイヤモンドだ。その後、太陽は静かに頂上から浮かび上がってしまった。 完全に明るくなったので、ゆっくりと腹ごしらえをして、チェーンスパイクを着けて帰路に着く。登ってきた道から分岐した、急な坂を下る。ところどころ凍っていたが、スパイクがよく効いて気持ちいい。 いざ、出発! シルエット。。 さあ、いよいよ! おめでとうございます!! (番外編)忍野八海 湧水で遊ぶ鯉たち (番外編)浅間神社

2022年12月26日 道志山塊(富士山周辺)・杓子山

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山域・山名:道志山塊(富士山周辺)・杓子山 山行目的:富士山を拝む 期間: 2022 年 12 月 26 日 参加者: ME 、 EK 、 MH 、 YY 、 NY 駐車場:鳥居地峠 コースと時間:鳥居地峠 9:00-- 高座山 10:21-- 杓子山 12:30-- 高座山 -- 鳥居地峠 16:05   車は当初、鳥居地峠から少し登ったところの駐車スペースに停めるつもりだったが、道が荒れていたため、鳥居地峠の空き地に駐車した。 身支度をして出発。気温は氷点下だろうか?土の下はカチカチに凍っている。日陰ではいつ積もったのか雪も少し残っている。しばらく樹林帯を行くが、それを抜けるとススキの絨毯に覆われた急登が現れる。振り向くと雄大な富士山がずっとこちらを見守ってくれている。固い霜柱の急登は階段のような構造物はなく、自然のまま、土だけだ。所々ロープのついた急な坂を喘ぎながら登る。杓子山の頂上に着くと、別のルートから登ってきたと見られる人でいっぱいだった。頂上のモニュメントとやたら大きな音の出る鐘の前で写真撮影。快晴で最高の景色、富士山の後ろには南アルプスも覗いていた。 下りは同じ道を戻る。気温が上がって霜柱が溶けて、ドロドロになってきた。急な下り坂を滑って転ぶのも嫌なので、チェーンスパイクを着けた。足の裏に土が付いて背が高くなったが、安心してどんどん降ることができた。 午後になると、富士山の方に向かって日が沈もうとしているのがわかる。     朝日に向かって登り始める 杓子山頂上 夕陽に向かって下山

2022年12月16日 関東山地 陣馬山・高尾山

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山域・山名:関東山地 陣馬山・高尾山 山行目的:富士山を眺める 期間: 2022 年 12 月 16 日 参加者: EO 、 EK 、 ME 、 NY 駐車場:高尾駅北口 コムパーク高尾第5(1日 800 円) コースと時間:境町文化村公民館 5:45== 高尾駅北口駐車場 7:20--7:40 (西東京バス) ==8:20 陣馬高原下 8:40-- 陣馬街道分岐(登山道入口) --10:20 陣馬山 10:40-- 奈良子峠 --11:20 明王峠 11:40-- 底沢峠 -- 白沢峠 -- 景信山 12:50--13:30 小仏峠 --14:05 城山 --15:30 高尾山 16:30== ロープウェイ == 高尾山口   高尾駅北口の駐車場はそれほど広くなさそうなので、空きがあるかどうか心配だったが、余裕で停めることができた。駅前のトイレを利用し、向かい側のバス停に並ぶ。結構な列だった。ちょうど通学時間に差し掛かるようで小学生が何人か乗ってきて、引率の先生らしき女性が、コロナ対策のためか盛大に窓を開ける。彼らはすぐに下車するのかと思いきや終点の手前まで乗り続けてお陰で同乗者は皆凍えてしまった。 陣馬高原下のバス停で下車し、いざ出発。冷え切った体が凍ったまま、ロボットのように歩き始める。樹林帯を抜けると、柔らかい日差しを受けて漸く解凍してきた。陣馬山の頂上近くのトイレにたどり着くと、いきなり富士山が飛び込んできた。大きい! しばらく富士山を堪能して、次に進む。緩やかな木立の中を進むが、日陰は寒い。どこまで行っても富士山がついて来る。明王峠の茶店でしばし休憩。ただし店は休業中。コロナ後に再開するため、修理を行なっているとのこと。 まだまだ先が長いので、ちょっとピッチを上げて先に進む。景信山、小仏峠、城山を通過し、 いよいよ高尾山への最後の登り。緩い登り坂が延々と続く。最後の階段を登りきると、人人人。いきなり都会だ。夕日を撮影しようと待ち構えている人混みをやり過ごし、風情ある薬王院の法螺貝に聞き惚れながら、暗くなる直前にケーブルカーと電車を乗り継いで帰路に着く。 陣馬山直下で見かけた”シモバシラ”について     シモバシラはシソ科の多年草の植物。     冬の始まり、地上部は枯れてしまいますが、根はまだまだ元気。     根から吸い上げられた水が地上の茎...

2022年12月9日〜10日 日光・温泉ヶ岳

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山域・山名 :日光・温泉ヶ岳 山行目的 :雪山ハイキングとアマチュア無線 期間 : 2022 年12月 9 ~ 10 日 ( 金~土 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :金精トンネル駐車場 20 台分.駐車台数は出発時 2 台,下山時 13 台 コースと時間 :駐車場 9 日 0848 ~ 0944 金精峠 1005 ~ 1544 念仏平避難小屋 10 日 0620 ~ 0859 温泉ヶ岳 1123 ~ 1205 金精峠 1215 ~ 1237 駐車場   金精峠までついていたトレースは金精山に向かっていて,温泉ヶ岳側は新雪のラッセルである.スノーシューでも 20cm ほど沈む.標高が上がるとさらに雪が深くなって時々膝まで沈んだ.加えて,撮影のため頻繁に立ち止まるので小屋に着くのが遅くなった.時間があれば根名草山の途中まで行く予定だったのは中止した.小屋は小さいが清潔で快適である.夜もよく晴れて 20 時の気温は -8 ℃だった.翌朝は曇りで,出発の頃には晴れてきた.前日自分でつけたトレースがあるのでこの日はアイゼンで出発した.温泉ヶ岳山頂でアマチュア無線を運用後,名残惜しく思いながらのんびり下山した. 2 日間風が弱くて快適な冬山だった. 2 日目の温泉ヶ岳までは誰にも出会わず,快晴の雪山を独り占めして気分が良かった.   金精峠から見た筑波山.左は男体山の裾,下の白いところは戦場ヶ原 新雪の樹林内を行く 月明りで見る小屋の窓からの景色.温泉ヶ岳が見えている 温泉ヶ岳山頂.木の間から太郎山とその向こうの女峰山や小真名子山が見える   

2022年12月2日〜3日 那須岳 三本槍岳・茶臼岳

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山域・山名 :那須岳・三本槍岳,茶臼岳 山行目的 :初冬のハイキングとアマチュア無線 期間 : 2022 年 12 月 2 ~ 3 日 ( 金~土 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :峠の茶屋駐車場 167 台分.駐車台数は出発時 2 台,下山時駐車可能台数の半分弱 コースと時間 :駐車場 2 日 0738 ~ 0825 峰の茶屋跡避難小屋~ 0933 三斗小屋温泉~ 1152 大峠 1330 ~ 1606 三本槍岳 3 日 0910 ~ 1145 茶臼岳 1148 ~ 1257 駐車場   駐車場にあった他の車は人が乗ったままの 1 台だけだった.誰も先に登っておらず人の足跡はなかったが,三斗小屋温泉の手前にサルの足跡があり,少し行くと足跡の主が樹上で佇んでいた.積雪は最初 1cm ,大峠付近で 2cm ほどだった.尾根上はガスで見えず,小雪も降っていて,急ぐ必要が無いので大峠で時間を潰す.三本槍岳への登りでは霧氷のついた木の枝が登山道に張り出して通過しにくいところが多かった.三本槍岳周辺は 5 ~ 10cm の積雪があった.初日は誰にも出会わなかった.山頂から少し下った登山道でビバークしたら, 20 時には晴れて月が明るかったが, 1 時にまたガスになった.気温は -8 ℃だった. 3 日はアマチュア無線を運用してから下山を始めた. 30m くらいしか見えない小雪舞う濃霧がおもしろかったが,そんなことを言っていられるのは風が弱かったからである.二日目は時々人に出会った. 冬毛のニホンザル 三斗小屋温泉から大峠へ行くには 3 本の沢を渡る これは最後の峠沢 火山性ガスの出ているところは雪が解けている 朝日岳の肩と恵比寿大黒との間