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2023年8月28日 常陸太田市・薄葉沢

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山域・山名 :常陸太田市・薄葉沢 山行目的 :なんちゃって沢登り(下見) 期間 : 2023 年 8 月28日 (月 ) 参加者 : SH、TK、NY 駐車場 :薄葉沢登山口 コースと時間 :駐車場0745~ 0755入渓口0800〜0910遡行終点〜0931おしゃべり地蔵0935〜駐車場1030  今日は常陸太田市にある薄葉沢に行ってきた。10年以上前に来た時は水量が少なく、サンダルでもOKな感じだったが、最近の記録を見ると水量が増え、ロープも使用しているようだったので、今回はいずれ沢登りを始める方を連れて来られるか確認のため、沢登り経験者3人で歩いてみた。  道の駅里見から車で10分程度北向きに走り、薄葉沢の看板があるところを右折し、突き当たりまで行く。いわゆる路上駐車だが、他の車の通行は妨げない。  手前にあるハイキングコース入口から歩き出す。20分ほど歩いたところに左側を流れる小川に小さな橋が渡してあるところが見えた。そこが入渓ポイントなのであろう。  3人はそれぞれ思い思いの靴を履いて、入渓した。一人はフェルトソールの沢靴。一人はサンダル。私は地下たびと手製のわらじ。やはり低山の沢。ヌメっているので、ラバーソールは滑る。100均の材料で作ったわらじはすぐに丸まってしまって頼りないが、ヌメりにはよく効いた。渡渉するたびに手で引っ張って直しながら進んでみた。  この沢は塩の草の滝、薄葉沢の滝、早瀬の滝、滑り滝など、幾つもの滝が連なり、秋の紅葉シーズンはさぞかし綺麗な事であろう。  ロープなどは持たずに来たので、深いところは高巻きしたり、ハイキングコースに上がったりしながら、終点まで登ってみた。終点の先は現在は使用されていない田んぼに出、その先にあるおしゃべり地蔵まで行ってみた。たくさんの地蔵がひしめいているかと思いきや、たった二人で喋り続けていた。  帰りはハイキングコースを戻り、車で5分程度戻った先にある、”里見温泉ぬく森の湯”で汗を流し、お蕎麦をいただいて帰路についた。  沢登りはこれからも続けてやってみたい人は、ちょっと高いけど、相応しい靴や装備を準備して、その後で入門コースから行ってみるべきだと思った。 入渓点 思い思いの靴で遡行してみる 手作りわらじの底 ワイヤーで縁取りし、麻紐で滑り止め 使用後 薄葉沢 薄葉沢の滝 滝を遡行してみる おしゃべり地蔵...

2023年8月25日 奥秩父・大菩薩嶺

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山域・山名 :奥秩父・大菩薩嶺 山行目的 :夏の尾根歩き 期間 : 2023 年 8 月 25 日 ( 金 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :上日川駐車場.駐車台数は出発時 6 台,下山時 42 台 コースと時間 :駐車場 0442 ~ 0600 雷岩 0611 ~ 0617 大菩薩嶺 0627 ~ 0706 大菩薩峠 0719 ~ 0821 駐車場    大菩薩嶺には 2 月、 4 月、 6 月に登ったことがあり, 8 月は初めてである。駐車場に前夜のうちに来るとがら空きで、この季節に登る人は少ないのかと思ったが違っていた(後述)。  この日は天気が良い予報だから日が高く昇ると暑くなる。そのため、早めに登って暑くなる前に下山することを考え、暗いうちからヘッドランプで登り始めた。雷岩に着くと快晴で、心地よい風が吹いている。気温は 13 ℃だった。富士山と南アルプス全域、八ヶ岳の南端がよく見えた。山頂を踏んでから大菩薩峠へ下った。峠で休憩後、下り始めるとすぐニホンジカが 5 頭いた。向こうもこちらに気づいて気にしているようだがすぐには逃げず撮影できた。さらに下って行くと、登って来るハイカーと多数すれ違った。今から登るとずいぶん暑いだろうと思ったのは余計なお世話である。最後、唐松尾根分岐点(福ちゃん荘の前)からは登山道と並行する車道を歩いてみた。登山口に着くと、がら空きだった駐車場がほぼ満車になっていた。 登り始めてすぐの樹林 (フラッシュ使用) 雷岩から見た南アルプスの白峰三山 大菩薩峠から山頂の方向を振り返る (山頂は見えていない) 大菩薩峠にいたニホンジカ

2023年8月23~24日 八ヶ岳・天狗岳

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山域・山名 :八ヶ岳・天狗岳 山行目的 :夏のピークハントと森林逍遥,アマチュア無線 期間 : 2023 年 8 月 23 ~ 24 日 ( 水~木 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :みどり池入口駐車場.駐車台数は出発時 9 台,下山時 1 台(他に無し) コースと時間 :駐車場 23 日 0553 ~ 0924 中山峠 0948 ~ 0953 黒百合ヒュッテのテント場 1333 ~ 1410 中山の展望台 1437 ~ 1538 テント 1801 ~ 1810 東天狗への登りの途中 1847 ~ 1855 テント(幕営) 24 日 0326 ~ 0435 東天狗 0536 ~ 0542 天狗岳 0748 ~ 0901 テント撤収 0953 ~ 1044 ニュウ 1104 ~ 1306 駐車場    いつもの幕営用具と写真機材に加えてアマチュア無線機材を持ったので重かったが、なんとか 3 時間半で中山峠に着いた。テントを張って休憩していると 10 時半に雨が降り始め、その後、雨は強く降ったり弱く降ったりしながら 12 時過ぎまで続いた。晴れたのを見計らって中山の展望台まで行った。また、日没時を狙って東天狗への登り路の途中の展望の効くところまで行ってみた。  24 日は日の出前に東天狗に着いた。雲海と日の出を見てから天狗岳へ移り、アマチュア無線を運用した。硫黄岳以南は雲で見えなかったが、北八ツは見えた。テント場に戻ってテントを撤収し、ニュウを経由して下山した。午後からは予想通り天気が崩れたが、それを見越して早めに行動したので歩行中に降られるのは僅かで済んだ。 みどり池から東天狗を望む コガネイチゴの実 中山の展望台から見た天狗岳 24 日の日の出前の雲海を東天狗から見る

2023年8月18日 秩父・両神山(八丁尾根)

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山域・山名 :秩父・両神山(八丁尾根) 山行目的 :岩稜帯歩きの訓練 期間 : 2023年8月18日 参加者 :TK、EO、KO、YY、NY 駐車場 :落合橋駐車場 コースと時間 :落合橋8:30---9:30八丁峠10:00---11:30西岳12:00---13:55八丁峠14:10---15:00落合橋  今日は初心者の皆様と両神山の八丁尾根にやってきた。  落合橋までの道中、トンネルの辺りで時間制限(8時ー16時)付きの通行止めの看板があったが、意味も分からずに8時少し前に通り抜け、無事に駐車場に到着。  街中では猛暑で、いくら山に入っても樹林帯を抜けて岩場に入ったらさぞかし暑かろうと想像していたが、峠にさしかかる頃に霧が現れ、稜線上はずっとガスの中で、蒸し暑かったが、直射日光にさらされずに済んだので、暑さはそれほど感じなかった。  八丁峠まで一気に登り、休憩を取りながら、チェストハーネスを付けて、準備をした。  八丁尾根を歩き出すが、岩が相当濡れていて滑る。昨夜は相当雨が降ったのだろうか。こわごわ登り始める。いくつかの鎖場とピークを超え、西岳に辿り着くも時間はすでに11時半。ここから山頂を目指すと帰りが遅くなってしまうので、本日はここまでとする。  途中、植物学者のKさんがカメラを取り出した。絶滅危惧種かもしれない植物を見つけたとのこと。  帰りも滑る岩を慎重に下る。緊張が続く。ようやく八丁峠まで戻り、ホッとする。 あとは柔らかい落ち葉の積もった道を下って、落合橋の駐車場に戻った。  後片付けをして、帰路に着くが、トンネル手前で道が塞がれていた。4時までは通行止めだそう。ここでやっと気がついた。通行止めは今日のことだったのだ。4時までは後5分。暗いトンネルの奥からヘッドライトが近づいてきて、目の前で通行止めの柵が解除され、無事に通り抜けることができた。  そういえば、今日は山中で誰にも会わなかったけど、そういうことだったんだ。遅ればせながら、我々はとてもラッキーなタイミングでここに来られたんだと改めて喜びを噛み締めた。 霧の中、木漏れ日が美しい ガスの中 しっとり濡れた岩を登る 少し乾いてきた タカネママコナ(高嶺飯子菜) 絶滅危惧種! 踏まないように、採らないように

2023年8月17~18日 奥秩父・雲取山

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山域・山名 :奥秩父・雲取山 山行目的 :夏のハイキング 期間 : 2023 年 8 月 17 ~ 18 日 ( 木~金 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :三峯神社登山者用駐車場.駐車台数は出発時 2 台,下山時 4 台 コースと時間 :駐車場 17 日 0536 ~ 1108 雲取山荘テント場 1742 ~ 1812 雲取山 1903 ~ 1926 雲取山荘前(つくばね山の会例会オンライン参加) 2000 ~ 2004 テント場(幕営) 18 日 0400 ~ 0429 雲取山 0552 ~ 0613 テント場 0704 ~ 1217 駐車場    雲取山には南側の鴨沢から登ることが多く、北側の三峯神社から登るのは今回が 2 回目である。  登り始めは快晴だったが、 8 時半には曇りがちになった。 涼しくなって助かるが景色の撮影は捗らなくなる。テント場に着いたとき、他のテントはなかった。 14 時半に雨が降り始め、 17 時過ぎにやっと止んだので山頂へ向かった。山頂はガスで,一部の景色が短時間見えただけだった。  雲取山荘の前まで降りてきてスマホで例会にオンライン参加した。他のテントは 6 張になっていた。  18 日は日の出の時刻を狙って再び山頂に登り、靄が朝日で染まる景色を見た。テント場に戻って朝食を摂り、テントを畳んで下山を開始した。下山に時間がかかったのはこの山行で知り合った人と途中で長々と立ち話をしていたからである。 夜、駐車場に現れたニホンジカ フラッシュを浴びせてもすぐには逃げなかった 霧のテント場 夜明け前の山頂にて 夜明け直後の靄

2023年8月2〜4日 八ヶ岳・阿弥陀岳,赤岳~硫黄岳

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期間 山域・山名 :八ヶ岳・阿弥陀岳,赤岳~硫黄岳 山行目的 : 8 月の稜線歩きとアマチュア無線 期間 : 2023 年 8 月 2 ~ 4 日 ( 水~金 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :美濃戸山荘駐車場 コースと時間 :駐車場 2 日 0558 ~南沢~ 0943 行者小屋テント場 1107 ~ 1244 阿弥陀岳 1520 ~ 1621 テント場(幕営) 3 日 0433 ~文三郎道~ 0626 赤岳 0841 ~ 1138 硫黄岳 1202 ~赤岳鉱泉~ 1400 テント場(幕営) 4 日 0628 ~北沢~ 1013 駐車場     赤岳は全月登山をしたが、 8 月に登ったのが 2 回とも昔だったのでデジタル写真が無い。今回は 8 月の赤岳とその周辺を撮影し直す目的で登った。  阿弥陀岳と赤岳でアマチュア無線の運用も企てたので出発時の荷物が 20kg を超えたが、なんとかコースタイム+休憩時間でテント場に着いた。  テントは昼間の暑さ対策でアライのカヤライズを用いた。平日なのにテント場は空きが少なかった。  テントを張ってから阿弥陀岳に登った。天気は快晴後曇りだった。  2 日目は赤岳から硫黄岳へ縦走した。横岳までは快晴で、遠くまで展望できた。花は終わりかけているものや終わっているものが多かったが、イブキジャコウソウやチシマギキョウは盛りだった。  3 日目は北沢の渓流を眺めながら下山した。 イブキジャコウソウがあちこちで咲いていた シルエットの中岳越しに見る阿弥陀岳がお気に入り 横岳から見た赤岳と権現岳 背景は南アルプス 北沢の流れ