2023年8月18日 秩父・両神山(八丁尾根)

山域・山名:秩父・両神山(八丁尾根)

山行目的:岩稜帯歩きの訓練

期間2023年8月18日

参加者:TK、EO、KO、YY、NY

駐車場:落合橋駐車場

コースと時間:落合橋8:30---9:30八丁峠10:00---11:30西岳12:00---13:55八丁峠14:10---15:00落合橋


 今日は初心者の皆様と両神山の八丁尾根にやってきた。


 落合橋までの道中、トンネルの辺りで時間制限(8時ー16時)付きの通行止めの看板があったが、意味も分からずに8時少し前に通り抜け、無事に駐車場に到着。


 街中では猛暑で、いくら山に入っても樹林帯を抜けて岩場に入ったらさぞかし暑かろうと想像していたが、峠にさしかかる頃に霧が現れ、稜線上はずっとガスの中で、蒸し暑かったが、直射日光にさらされずに済んだので、暑さはそれほど感じなかった。


 八丁峠まで一気に登り、休憩を取りながら、チェストハーネスを付けて、準備をした。


 八丁尾根を歩き出すが、岩が相当濡れていて滑る。昨夜は相当雨が降ったのだろうか。こわごわ登り始める。いくつかの鎖場とピークを超え、西岳に辿り着くも時間はすでに11時半。ここから山頂を目指すと帰りが遅くなってしまうので、本日はここまでとする。


 途中、植物学者のKさんがカメラを取り出した。絶滅危惧種かもしれない植物を見つけたとのこと。


 帰りも滑る岩を慎重に下る。緊張が続く。ようやく八丁峠まで戻り、ホッとする。

あとは柔らかい落ち葉の積もった道を下って、落合橋の駐車場に戻った。


 後片付けをして、帰路に着くが、トンネル手前で道が塞がれていた。4時までは通行止めだそう。ここでやっと気がついた。通行止めは今日のことだったのだ。4時までは後5分。暗いトンネルの奥からヘッドライトが近づいてきて、目の前で通行止めの柵が解除され、無事に通り抜けることができた。


 そういえば、今日は山中で誰にも会わなかったけど、そういうことだったんだ。遅ればせながら、我々はとてもラッキーなタイミングでここに来られたんだと改めて喜びを噛み締めた。



霧の中、木漏れ日が美しい


ガスの中


しっとり濡れた岩を登る


少し乾いてきた


タカネママコナ(高嶺飯子菜)
絶滅危惧種!
踏まないように、採らないように




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