2022年7月31日〜8月2日 北アルプス 西穂高岳〜奥穂高岳

山域・山名:北アルプス・西穂高岳〜奥穂高岳

山行目的:岩稜帯の縦走

期間:20227月31日〜8月2日

参加者:NI,TY,NY,YY,(のんびりI氏,やまやK氏)

駐車場:平湯 あかんだな駐車場

 

コースと時間:


1日目(7/31)

自宅4:30==つくば中央IC5:00==高速道路==松本IC==安房トンネル==平湯(あかんだな駐車場)11:00---平湯バスターミナル11:38 ==新穂高温泉12:25/12:40 == ロープウェイ13:10---西穂山荘14:30(泊)

 

 初日は西穂山荘まで。午前中に平湯のあかんだな駐車場まで行き、身支度をして平湯のバスターミナルまで歩く。そこから新穂高ロープウェイの駅までバスに乗り、ロープウェイに乗り換える。ロープウェイの降車駅からは樹林帯の緩やかな登りを1時間半ほど歩き、山荘に到着。


2日目(8/1)
西穂山荘4:00---丸山4:25---独標(11峰)5:47---ピラミッドピーク(8峰)6:17---チャンピオンピーク(4峰)6:42---西穂高岳7:30---間ノ岳---天狗岩---天狗のコル11:00---畳岩---ジャンダルム13:20---馬の背---奥穂高岳15:22 ---穂高岳山荘16:00(泊)

 今日は快晴。西穂山荘からの登りは最初は緩やかだが、独標に向けてだんだん傾斜がキツくなってくる。独標は西穂高の11峰目とのこと。岩稜帯のアップダウンを繰り返し、岩壁にペンキで書かれている数字をカウントダウンしながら西穂高岳主峰を目指す。
 西穂高岳を過ぎ、間ノ岳、天狗岳を過ぎるとどんどん難易度が上がってくる。岩が不安定で、大きい落石が容赦なく落ちてくる。上にいた初心者らしき人が浮石を捌けずに、登ることも降りることもできずに固まっていた。
 逆層スラブには鎖が取り付けられていた。鎖に頼らずに登ろうとしたが、結構滑る。大人しく頼ることにした。
 ジャンダルムは以前に登ったルートを覚えていたので、難なく登ることができたが、生憎ガスが出てきて、眺望は皆無だった。仕方なく、天使のプレートを持って証拠写真を撮り合った。
 次は最大の難所、馬の背に向かうが、その前にあるロバの耳からかなりの高低差で下り、トラバースをしなくてはならない。前回、その下り初めでホールドを見つけられない人が身動きできずにいて、渋滞になってしまっていたが、今回は先行者がいなかったため、スムーズに下降することができた。
 相変わらずのガスの中、『ウマノセ』とペイントされていたナイフリッジの岩を難なく超えた。ガスのせいで高度感が全くなかった。
 11時間以上を費やして、奥穂高岳に到達したが、そろそろ体力の限界だ。ここで注意力を切らすと危険だ。慎重に穂高岳山荘を目指して下る。


西穂独標を目指す


ピラミッドピーク


西穂主稜


西穂高岳


間ノ岳


逆層スラブ


ジャンダルムは目の前


ジャンダルム


馬の背

3日目(8/2)
穂高岳山荘5:00---奥穂高岳6:00---紀美子平8:10---岳沢小屋11:00---上高地14:20==あかんだな駐車場==入浴==松本IC==高速道路==つくば

 穂高岳山荘から奥穂高岳経由で下山する。奥穂高岳に登ると昨日はガスで見えなかったジャンダルムがくっきりと見えた。また反対方面に連なる北穂高岳や槍もしっかりと目に焼き付けることができた。

 ここからは吊り尾根、紀美子平を経て、重太郎新道を岳沢、上高地まで下った。



今朝も快晴


奥穂からのジャンダルム


吊り尾根
前穂を目指す


重太郎新道


上高地
やっと足が地に着いた

写真はすべてI氏提供。
ありがとうございました。

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