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2025年9月25日 山梨県北東部・雁ヶ腹摺山

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山域・山名 :山梨県北東部・雁ヶ腹摺山 山行目的 :変わった名前の山に登ってみよう 期間 : 2025 年 9 月 25 日 ( 木 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :大峠駐車場.駐車台数は出発時 2 台,下山時 7 台 コースと時間 :駐車場 0557 ~ 0648 雁ヶ腹摺山 1017 ~ 1103 姥子山 1127 ~ 1241 雁ヶ腹摺山 1255 ~ 1332 駐車場    おもしろい名前の山である。ナントカ雁ヶ腹摺山という名前の山もいくつかあるが、ナントカの付かないここが本家だろう。登山道は広葉樹林の中を行く。登り初めてすぐ水場があって「麗水 御硯水」と彫られた石が置いてあった。山頂にはゆっくり歩いても 1 時間足らずで着いてしまう。山頂の富士山に面した側、つまり、南側はススキ原になっていて、五百円札の絵の元になった景色を障害物無しに見ることができる。僅かに雲のある快晴だったので、その景色は十分楽しめた。山頂に長居していると八王子から来たという女性 3 人組が登ってきて、持参の五百円札をかざしながら記念撮影していたのは準備が良いと思った。そこから姥子山へはひたすら下る。姥子山からはさらに東峰へ行こうとしたが、小さい祠のあるところから先の道がわからず引き返した。その後、雁ヶ腹摺山へ登り返し、のんびりと登山口へ戻った。 雁ヶ腹摺山山頂 五百円札の絵の元になった眺め 雁ヶ腹摺山から姥子山へ向かう途中 姥子山から見る雁ヶ腹摺山

2025年9月24日 山梨県・黒金山

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山域・山名 :山梨県・黒金山 山行目的 :初めての黒金山 期間 : 2025 年 9 月 24 日 ( 水 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :黒金山登山口駐車場 30 台分.駐車台数は出発時 1 台,下山時 1 台(他に無し) コースと時間 :駐車場 0558 ~ 0637 ササ原下展望台~ 0726 牛首のタル 0730 ~ 0801 黒金山 1120 ~ 1253 駐車場    登山道は広葉樹林の中を行くが、登り始めからずっと林床はササ原である。このササが朝露で濡れており、膝から下があっというまにずぶ濡れになった。ササ原下展望台と名付けられた場所からは展望が開け、大菩薩嶺などが見えた。その先の牛首のタル(現地の看板には「牛首ノタル」)は広いササ原で、正面に富士山が望める場所である。そこから約 30 分で山頂に着く。山頂の南側と東側は樹木で見えないが、西側と北側は開けていて、目前に国師岳と北奥千丈岳が聳えている。その稜線から金峰山の山頂が僅かに顔を出していて五丈岩もはっきり見えた。そこから東寄りに目を移すと甲武信ヶ岳や破風山が見える。登ったことのある山を別の山から眺めるのは楽しい。穏やかな晴天のもと、山頂では濡れた靴を乾かしながら長居した。山の中では誰にも会わず、広い駐車場にも他の車は無かった。 ササ原のあちこちにあったハナイカリ 牛首のタル付近から山頂方向を見る 山頂から国師岳と北奥千丈岳を望む 僅かに顔を出している金峰山の山頂と五丈岩

2025年9月14日 筑波山 羽鳥深道

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山域・山名 : 筑波山 羽鳥深道 山行目的 : 復活した古道を歩く 期間: 2025年9月14日(日) 参加者: NY 駐車場: 筑波山口駐車場 コースと時間: 筑波山口バス停6:45==7:01真壁学園義務教育学校バス停--羽鳥深道登山口--日月亭跡--竜ケ井城跡--百貫石--ラクダ檜--富士権現--三本松--関東ふれあいの道出合--筑波高原キャンプ場--女体山—筑波神社--筑波山口14:35 ヤマケイジャーナルに掲載されていた修復された古道、羽鳥深道(はとりふかみち)を歩いてみました。竜ケ井城は平将門の叔父、平良兼の館跡とのこと、平安時代の武将の遺構をたどる旅です。 真壁学園義務教育学校バス停から5分くらい 歩いた所にある登り口 右上の高架橋は県道41号線 拡大した案内板 ここを左に行く 橋を渡って右折すると 県道に面した旧日月亭の横に出る 県道を渡って急斜面を登り切ると 広々としたオフロードバイクの練習場に出る このあたりが竜ケ井城跡か? 登山道の案内看板が出てくるので それに導かれ 壮大な城跡の空堀を登って行く 百貫石 滝の台 ラクダ檜ってこれ? 富士権現はここから右に少し寄り道する 富士権現 三本松 関東ふれあいの道と合流 筑波高原キャンプ場から女体山へ

2025年8月30日 那須・茶臼岳、朝日岳

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山域・山名 :那須・茶臼岳,朝日岳 山行目的 : 期間 : 2025 年 8 月 30 日 ( 土 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :峠の茶屋登山口駐車場.駐車台数は出発時約 60 台,下山時満車 コースと時間 :駐車場 0430 ~ 0520 峰の茶屋跡避難小屋 0529 ~ 0557 茶臼岳 0603 ~ 0737 朝日岳 0800 ~ 0830 峰の茶屋跡避難小屋 0835 ~ 0909 駐車場    登山口で前泊して日の出前に出発した。夜半から車を揺らす風が時々吹いていたので、登っていけばそれをまともに受けることになる。峰の茶屋まではまだ行動に影響の出るほどではなかったが、茶臼岳へ向かう途中では強い北風、つまり追い風で後ろから押され、登りが少し楽に感じられたのはおもしろかった。山頂でも当然のように吹いており、岩陰で朝食にしようとしたら突風で御飯粒が吹き飛ばされるので半分も食べられず、残りは峰の茶屋に降りてから食べた。ここで計画変更、当初の計画では坊主沼避難小屋まで行って泊まる予定だったが、この風では稜線で苦労しそうだから、朝日岳まで行って日帰りすることにした。泊まりの荷物と二日分の水を背負い、耐風訓練を兼ねた歩荷訓練のようなものだ。朝日岳でも風は強く、北から押し寄せて来るガスで三本槍岳が見えなかった。道端には秋の花が咲いていた。 日の出直前の東の空 茶臼岳山頂 背景の朝日岳には雲が迫っている シラタマノキの果実 ところどころに咲いていたオヤマリンドウ

2025年8月14~15日 赤城山

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山域・山名 : 赤城山 山行目的 :初めての夏の赤城山 期間 : 2025 年 8 月 14 ~ 15 日 ( 木~金 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :小沼駐車場,おのこ駐車場(駐車台数は出発時約 20 台,下山時満車) コースと時間 :小沼駐車場 14 日 0841 ~ 0916 地蔵岳 1326 ~ 1409 駐車場(車移動)おのこ駐車場 15 日 0455 ~ 0634 黒檜山 1049 ~ 1128 駒ヶ岳 1138 ~ 1217 駐車場    赤城山は春秋冬に登ったことがあるので今回は夏に来てみた。 14 日は霧雨だった。油断するといつのまにかずぶ濡れになってしまう雨だ。雨具を着て、汗が出て蒸れないよう努めてゆっくり登る。地蔵岳山頂はガスで何も見えない。霧に濡れた植物の写真を撮ったり、アマチュア無線を運用したり、ぼーと霧を眺めたりしながら時間を過ごすうちに晴れて黒檜山と大沼が見えるようになった。翌 15 日は朝から晴れていたが黒檜山にも地蔵岳にも雲がかかっていた。黒檜山山頂に着くと雲が晴れ、絶景ポイントからは景色がよく見えた。しかし、筑波山は見えなかった。 7 時の気温が 16 ℃で、寒い、と言っている登山者もいた。昨日と同じく山頂とその付近で散々油を売ってから下山を始めた。下山すると駐車場が満車で驚いた。この日は金曜日なのに山の上でも人が多かった。お盆休みだったことは後で気がついた。 地蔵岳にいたキベリタテハ ガスが晴れつつある黒檜山の尾根道 黒檜山の絶景ポイントから望む八ヶ岳 駒ヶ岳から見る大沼 水位がやや低い

2025年8月3日 奥武蔵・棒ノ折山(棒ノ嶺)

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山域・山名 :奥武蔵・棒ノ折山( 棒ノ嶺) 山行目的 :ハイキング・沢涼み 期間 : 2025 年8月3日 (日) 参加者 : NY,KU,TK,NT,AK,CK 駐車場 :ノーラ名栗(さわらびの湯)駐車場 コースと時間 : 駐車場 6:42 -白谷沢登山口 7:17 -白孔雀の滝 8:10 -東屋跡 8:48 -岩茸石 9:12 -棒ノ嶺 10:11 ~ 10:47 -岩茸石 11:26 -白地平 12:02 -棒ノ嶺登山口 13:40 ―駐車場 13:58  棒ノ折山の人気コース・白谷沢を登ってきた。全員ヘルメット着用で遡行したが、新しいクサリが取り付けられ、よく整備されて、特に危険なところはなかった。  途中、濡れた岩場にイワタバコの花がきれいに咲いていた。また、フジシダ、オオバノハチジョウシダなど珍しいシダも見られた。埼玉側から、棒ノ折山に登るのは初めてである。わさび田のなかを歩く奥多摩側の沢ルートもいいが、やはり、夏は名栗川からの沢コースが最も快適であると思った。  帰りの尾根コースは、終始、乾燥した植林の中を通るルートで、草花はあまり見られなかった。 駐車場のクマ注意看板、でも、今回出そうな雰囲気はなかった しばらく有馬ダム湖畔を歩くと白谷沢登山口に着く 最初の登りは植林の中 しばらく進むと滝が出てきました こんな感じで滝をいくつか超えます こんな涸れ沢ゴルジュも イワタバコの花が満開 やっと、頂上に。見晴らし良好!! 帰りの尾根道も、こんな植林の中を降りていきます

2025年7月31日 月山

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山域・山名 :月山 山行目的 :別のルートから再登頂 期間 : 2025 年 7 月 31 日 ( 木 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :姥沢登山口駐車場.駐車台数は出発時,下山時約 150 台 コースと時間 :駐車場 0451 ~ 0800 月山(月山神社本宮前) 0809 三角点 1019 ~ 1220 駐車場    月山には 2013 年に一度登ったが、 6 月末だったから季節が違い、コースも違った。姥沢からのコースは途中までリフトを使う人が多いから、そこまでの登山道は荒れているのでは、というのは心配のしすぎだった。実際はかなりの区間に木道が敷かれており、一部は石畳だった。リフト上駅からの道との分岐点を過ぎた所に雪渓があり、それを越えて行く。ルート沿いにはベニバナイチゴの茂みがあちこちにあって青い果実を付けており、花もまだ少し残っていた。ハクサンイチゲの花もあったが、これも咲き残りの部類だろう。山頂の三角点からは、快晴のもと、前々日に登った蔵王山と前日に登った鳥海山が見えていた。今日も鳥海山は山頂のみガスっぽいようだ。そうこうしているうちに急に人が多くなった。 8 時に動き出すリフトで来た人たちが到着し始めたらしい。名残惜しいが今日はつくばまで帰らないといけないので下山を始めた。この頃には雲が出てきていたが、それも山の背景として絵になっていた。 コースの途中の雪渓 コバイケイソウと雪渓 三角点と周辺の景色(魚眼レンズ使用) 前日に登った鳥海山を望む

025年7月30日 鳥海山

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山域・山名 :鳥海山 山行目的 :初めての鳥海山 期間 : 2025 年 7 月 30 日 ( 水 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :滝の小屋登山口駐車場.駐車台数は出発時 6 台,下山時 9 台 コースと時間 :駐車場 0438 ~ 0942 七高岳 0952 ~ 1026 鳥海山(新山) 1152 ~ 1500 駐車場    登山口から登って行くと滝の小屋の手間で樹林から抜ける。小屋の先には渡渉箇所がいくつも出てくるから、大雨の直後はたいへんそうだ。このコースのハイライトと言える大小ふたつの雪渓は、表面がスプーンカットになっていて、つまり足を置く凸凹があって、しかも傾斜がゆるいため、アイゼン無しでも困らなかった。このあたりに多いチングルマはお馴染みの花ではあるが、大きな群落はいつどこで見ても見事だ。ハクサンシャジンやクルマユリ、ハクサンフウロなどもあちこちに咲いていて、撮影に時間を取られるからなかなか歩みが進まない。外輪山に着いて左回りに登っていくと、まず七高岳の頂がある。ここより標高が数 m 高い新山へ行くには約 70m 下ってから登り直さなければならない。また、その道が大小の岩を積み上げた上を渡って行くので、目の前のピークなのに時間がかかる。期待していた山頂からの景色はガスに阻まれたが、鳥海山が、また来い、と言っているのだと解釈することにした。 山頂目指して大雪渓を登る 中腹から見た雪渓 中央が大雪渓、右が小雪渓 鳥海山の特産チョウカイフスマ 混ざっているのはイワブクロ 新山の山頂まであと少しの場所

2025年7月29日 奥羽山地・蔵王山

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山域・山名 :奥羽山地・蔵王山 山行目的 : 別のルートから再登頂 期間 : 2025 年 7 月 29 日 ( 火 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :刈田峠登山口駐車場.駐車台数は出発時 4 台,下山時 40 台余り コースと時間 :駐車場 0541 ~ 0640 蔵王山(熊野岳) 0900 ~ 1019 刈田岳 1039 ~ 1105 駐車場    蔵王には 2014 年に一度登ったが、今回とは季節もコースも違う。今回は最も一般的な刈田峠から登った。登山口からしばらくは両側から草が覆い被さった登山道だ。朝露のせいで登山ズボンがずぶ濡れになって水冷が効き、季節柄、涼しくて良かった。  山頂に着くと、まだ人はあまりいなかった。あちこちに生えているコマクサは、花の盛りが過ぎていて写真写りは少々良くないが、目で見る分にはまだ楽しめた。   この山の圧巻はやはり御釜だ。緑の水面に雲が斑の模様を落として絵になっていた。リフトが動く時間になると、登山道が多くの人で賑わうようになった。皆、お目当ては御釜のようだ。帰りに寄った刈田岳もほぼ観光地の様相だった。  熊野岳からは目前に月山がよく見えた。その右奥に鳥海山も見えていた。今回は 3 日間で蔵王-鳥海-月山と巡る予定だから、それを知って手招きしてくれているようだ、と勝手に思うことにした。 7 月末だが、どちらの山も雪渓がいくつも残っている。温暖化が進んだ今でもこれだから、昔はもっと大きな雪渓が残ったのだろう。  下山すると、がらがらだった駐車場がかなり埋まり、バスも来ていた。 蔵王山(熊野岳)山頂 コマクサ 月山 御釜