2024年8月3日〜6日 北アルプス・剱岳&立山

山域・山名 北アルプス・剱岳&立山 

山行目的 岩場歩きと稜線からの展望を楽しむ

期間 2024年8月3日(土)~6日(火)

参加者 NI,TT,TY,NY,YY,FS

駐車場 雷鳥バレースキー場駐車場

コースと時間

8/3 室堂12:45---雷鳥沢TS13:30

8/4 雷鳥沢TS5:40---新室堂乗越6:20---剱御前小屋8:30---剱沢TS9:40

8/5 剱沢TS3:00---3:35剣山荘3:50---4:15一服剱4:20---5:20前剱5:35---7:30剱岳山頂8:15---9:40前剱9:55---10:50一服剱10:55---11:20剣山荘11:55---12:30剱沢TS

8/6 剱沢TS5:05---6:10剱御前小屋6:25---7:10別山7:25---8:40真砂岳南峰8:50---9:50富士ノ折立10:20---10:35大汝山休憩所10:45---11:25雄山11:45---12:30一ノ越12:45---13:40室堂


 初日、つくばを早朝3時に出発して昼前に立山駅へ向かう。立山駅駐車場はすでにいっぱいだったので、雷鳥バレースキー場に駐車し、駅までマイクロバスで無料送迎してもらう。ケーブルカーとバスで室堂に到着すると、人人人で大洪水。そこから雷鳥沢のキャンプ場に向かい、テントを張ってゆっくり過ごす。テント場も凄い人だ。



室堂からの下り

 二日目、テント場を剱沢まで移動する。新室堂乗越まではお花畑が点在する急登を登りつめる。眼下に広がる雷鳥平や奥大日岳を眺めながらしばし休憩。そこからは地味に続く長い稜線上の上り坂。剱御前小屋に到着し、今度は剱沢を下る。


 剱沢のテント場はそれほどたくさんのテントが張られていたわけでは無くゆとりがあった。水場の近くの好きな場所を選んで整地した。テントを張り、荷物を片付けてから、剱沢小屋に行って、ビールを買って、朝から乾杯した。とても天気が良くて暑かった。陽射しを避ける場所をさがして、のんびり過ごした。



額縁テント

 三日目、いよいよ剱岳に登頂する。まずは暗がりの中、剣山荘まで。そこから少し早足で、歩を進める。今日は午後から天気が崩れる予報なので、小屋からは大勢の登山者が同じタイミングで登り始めた。一服劔、前剱と抜きつ抜かれつ登って行く。剣山荘を出て結構すぐクサリ場が現れるが、カニのタテバイ辺りからメインテーマが始まる。みんな岩場が好きだよね。ガシガシ乗越してあっけなく頂上に到達してしまった。

 頂上は真っ白な世界。大勢の人で埋め尽くされていたが、見える景色は早月尾根と小窓尾根と時々源次郎尾根の上部だけ。それでも、もしや一瞬でも晴れたらと期待しつつ待っていたが、むなしかった。長次郎谷の近くまで行って、北方稜線の一部を眺めるが、諦めて下山することにした。帰りは逆コース。よくこんなガレ場を登ってきたね、と自分たちを褒めながら、無事にテント場まで戻った。







剱岳山頂

 最終日は剱御前小屋から別山と立山三山の縦走。起きる少し前に降った雨でじっとり濡れたテントやフライシートを担いでの縦走下山。雷鳥沢を下って室堂に向かうコースは上りがきついから立山経由の方が楽だよ。と変なおだてられ方をしたので、立山経由なら楽勝かと思いきやとんでもなかった。別山から臨む立山三山の稜線のアップダウンは見るからに凄かった。食べ物が減ったので大分軽くなったかと思いきや、疲労が蓄積した体にはずっしりと応えた。自分をなだめながら一歩一歩登り、下った。富士ノ折立はコルに荷物を置いて、空身で登った。気持ちいい。大汝山の休憩所ではインド帰りの管理人さんと話して楽しかった。雄山は凄い人だ。
お祓いしてもらう人はお布施をして山頂のお社で万歳三唱している。

 一乗越から下はセメントで固められた道が室堂まで延々と続く。固い道は膝と腰に響く。やっとの思いで室堂のバスターミナルに到着した。


富士ノ折立


雄山

コメント

このブログの人気の投稿

2022年7月31日〜8月2日 北アルプス 西穂高岳〜奥穂高岳

2023年10月15日〜17日 南アルプス・甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)

2024年2月23日〜24日 丹沢山地・蛭ヶ岳、丹沢山