2023年10月15日〜17日 南アルプス・甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)

山域・山名:南アルプス・甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)

山行目的:ピークハント

期間2023年10月15日(日)〜17日

参加者:NI、NY

駐車場:竹宇駒ヶ岳神社

コースと時間

10/15(日)自宅12:00==つくば中央IC12:30==須玉IC15:30==18:00竹宇駒ケ岳神駐車場(泊)

10/16(月)駐車場5:00---7:30笹ノ平分岐7:45--9:45刀利天狗10:00-11:00五合目11:10--12:30七丈小屋(泊)

10/17(火)七丈小屋3:30--6:10甲斐駒ケ岳6:20—8:30七丈小屋9:30—10:15五合目10:20--11:25刀利天狗11:30--15:30駐車場=自宅


昨年、県連の交流山行の前日に、同じルートを登ろうとしたが、夕方までに帰宅し、翌朝4時の集合に間に合わせることができそうになかったため、七丈小屋より上に行くことを断念した。今回はそのリベンジ。交流山行の翌日に自宅を出た。


10/15 夕方、尾白の湯でくつろいだ後、竹宇駒ヶ岳神社の駐車場で車中泊。


10/16 4時に起床して、準備。5時に出発。昨年は4時に出発したが、途中サルの大群に遭遇し、恐ろしかったので、出発時間を1時間ずらした。おかげで猿に会わずに済んだ。(※去年の記録を見返すと、去年も5時に登り始めていた!猿たちはどこへ?)

 黙々と高度を稼ぎ、手すりの付いた刃渡りを渡り、刀利天狗直下の梯子を登る。五合目小屋跡で大休止を取った後、屏風岩を越えて、七丈小屋に到着。

 屏風岩のホールドが去年よりずっと登りやすくなっていた。小屋番さんたちが削ってくれたのだろうか?12時までに小屋にたどり着けたら、頂上にも登ってしまおうかと思っていたが、過ぎてしまったので、翌日のお楽しみとすることにした。

 お楽しみといえば、前回いただいた七丈小屋のスタンプカードが、本日スペシャルハンコ2個押しデイで、前回のと合わせて3個になったので、飲み物をサービスしてくれるとのこと。1000円の地ビールをいただき、乾杯した。

 また、小屋で出会った若いご夫婦が、つくばにほど近いみどりのにお住まいとのこと。さらに今年権現岳でSHさんと出会って、色々と教えていただき、嬉しかったとおっしゃっていた。何と世間は狭いことか!



対面に鳳凰三山が見え、富士山も覗いている


刃渡り 手すりが付いているので安心


10/17 前日、小屋で同宿したほぼ同い年の男性と意気投合し、頂上には一緒に行くことにした。最低限の荷物を持って3時半に出発。男性には先に歩いていただき、暗い中、急斜面や鎖場での不明瞭なルートファインディングを的確にやっていただいた。おかげでサクサクと頂上に辿り着くことができた。頂上付近は先日降った雪がうっすらと残っており、岩場では人工的に刻まれたホールドに雪が凍りついていて滑りそうだった。途中でご来光を仰ぐことができて、富士山も拝めた。

 頂上付近は快晴だった。祠の草鞋がいくつか吹き飛ばされていたが、風は思ったほど強くなく、快適だった。

 下山は凍りついた岩場を慎重に下る。小屋に戻り、昨夜小屋番さんに作ってもらった稲荷寿司を食べ、小屋で預かってもらった荷物を詰め直して、ゆっくり下山開始する。ここで先ほどの男性とは別れた。私たちはそれほど早く歩けないので、足手纏いになるからだ。

 昨日と今朝の登りの疲れが足に来ていた。上部の急斜面と岩場を慎重に下る。五合目を過ぎても結構急斜面だ。岩場や梯子帯では緊張していたため、それほど疲れは感じなかったが、樹林帯や笹藪では行けども行けども変わらぬ景色の中、うんざりしてきた。

 秋の空、14時くらいから、樹林帯では薄暗く、夕方の気配が漂ってきた。15時過ぎ、ようやく駒ヶ岳神社に辿り着き、安全に下山できたことのお礼と報告をした。



もうすぐ夜明け


頂上の祠


仙丈ヶ岳をバックに


鯨?イルカ?

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