2022年5月2日〜5月6日 奥秩父縦走

220502-0506 奥秩父縦走 

メンバー:KS

天候:晴れ時々曇り(前半2日は冬模様、残りは春模様)

 

5/2】自宅4:50 5:10高速バス6:30 東京駅 梓1号 8:36JR韮崎8:50 田園バス 10:09瑞牆山荘10:40・・11:15富士見平小屋・・大日小屋(12:08・・大日岩(12:50)・・砂払ノ頭(13:52)・・金峰山(15:28)・・朝日岳(17:00)・・朝日峠(17:30)・・大弛峠(18:01)

5/3】大弛峠(5:47)・・国師ヶ岳(7:06)・・国師のタル(8:37)・・東梓2272m(9:44)・・両門ノ頭(10:36)・・13:28甲武信ヶ岳(13:35)・・14:02甲武信小屋(14:10)・・木賊山2468m(14:45)・・15:45笹平(破風山)避難小屋(15:55)水汲みへ 16:09水汲み地点 16:45笹平(破風山)避難小屋(小屋泊)

5/4】笹平(破風山)避難小屋(05:09)・・西破風山(06:00)・・雁坂嶺(07:31)・・雁坂峠(8:03)・・8:51水晶山・・雁峠(10:54)・・雁峠分岐(11:11)・・水干(11:14)・・笠取山11:45・・唐松尾山(14:41)・・御殿岩分岐(15:08)・・山ノ神土1872m(15:32)・・牛王院平15:42・・将監峠(15:50)・・将監小屋(16:02)テント泊

5/5】将監小屋(4:47)・・縦走コースと合流(05:12)・・飛龍権現(07:55)・・北天のタル(8:39)・・狼平(10:22)・・三条ダルミ(11:57)・・雲取山(12:50)・・雲取山荘(13:40)テント泊

5/6】雲取山荘(5:35)・・小雲取山6:25・・七ツ石山(7:33)・・鷹ノ巣避難小屋(9:30)・・9:57鷹ノ巣山(10:10)・・1101mピーク11:30 ・・水根沢コース 13:10水根バス停14:15  バス 14:30奥多摩駅14:38 電車 16:28東京駅17:00 高速バス  18:40自宅

 

高速バス820+1150円 東京韮崎4220  韮崎瑞牆田園バス(韮崎 瑞牆山荘)2100円 大弛山荘850円 将監小屋1000円 雲取山荘1500円 西東京バス(水根 奥多摩駅)360円 奥多摩駅ー東京1265円 交通費9915円 宿泊費3350

 

5/2 朝の高速バスが時間通り東京駅に着いたので、予定より早い梓1号に乗車できた。

そのため韮崎瑞牆線は一番バスに乗車できた。マイクロバスで定員が少なく1時間以上たったまま乗車。瑞牆山荘には登山ポストがあったので投かん。最初は落ち葉の緩やかな道を登っていく。荷物の重さが、歩みを遅くする。途中から雪が出てくるがアイゼンをするほどではない。踏み抜きがあるがそれを避ければ踏み抜くことはほとんどない。(全行程で踏み抜いたのは5回程度であった。)初日で体が整っていないためか、大弛峠についたのは18時を過ぎていた。小屋の管理人に叱られる。テント設営時は、暗い中で不注意にフレームを伸ばしたために、隣のテントに接触してしまった。大弛は2360mの高さで夜に軽い粉雪が降り、地面が凍結、ペットボトルの中に薄氷ができた。大弛小屋のFacebookでは-7だったとのこと。甲武信小屋泊の人から小屋でも-7まで下がったとのこと。

5/3 4時半起床、出発は545分過ぎになってしまった。出発前に管理人がアイゼン装着を推奨。木の階段は凍結しておりアイゼン装着は正解。結局国師岳の下りまで装着。国師のコル以降は雪が少なくなる。甲武信の登りは雪が残っていたが緩んでおりアイゼンは必須ではない。甲武信頂上には雪はほとんどなし。甲武信小屋ではDocomo4Gが入る。木賊山の下りに右方向から徳ちゃん新道が合流していた。賽の河原を通って笹平への道はとても長く感じられた。笹平避難小屋についたときには外に四張ほどテントが張られていた。とりあえず小屋に入ると5人ほどいたがスペースがあるので詰めてもらうようにお願いした。すると薪ストーブを焚いている人が移動してスペースを空けてくれた。薪ストーブで小屋の中はかなり暖かく、テントの人も食器を持ってきてストーブで調理していた。ここでの水場は地図上では小屋そばのように書かれていたが下り10分登り20分であった。18時ころ青年が到着し、場所を確保したので小屋の宿泊者は全部で7人となった。

5/4 4時ころに食事の支度を始めると皆一斉に起きて出発準備を始めた。避難小屋でいつ起きるのかは判断がむつかしい。結局5時出発となった。破風山(2317m)もなかなか急で登るのにてこずった。2289mの雁坂嶺を超えて雁坂峠で小休憩。同じくらいの年配の人と話す。笠取山から下るとのこと。同一時に瑞牆山荘を出発した女性2人組は昨夜のうちにこのすぐ下にある雁坂小屋にテンパクしたようである。すごい体力である。水晶山を経て、古札山はまき道を通る。この辺からも南アルプス、富士山の展望が素晴らしい。雁峠で雁峠山荘の廃墟を見る。倒壊しそうで壊したほうが良いと思う。水干で富士川荒川多摩川の分水嶺を見る。ここからは笠取山の急登をゆっくりと歩く。しかしそのピークは偽でそれから10分ほど行ったところが本峰である。ここから唐松尾山への長いアップダウンが始まった。到着は2時間近く遅れているが焦らずゆっくりと将監小屋を目指す。到着は16時ころでテントサイトはほぼ埋まっていた。しかしその時間に帰る家族がいたため何とかテント設営ができた。水は小屋横を豊富に流れていた。トイレはバイオ式洋式であったが管理がいまいちであった。サイトは谷あいで景色はよくないものの風は弱かった。この晩はそれほど寒くなかった。

5/5 4時起き5時発 ゆっくり歩き始める。明日(5/6)も晴れること、平日であること、コースタイム通りに歩けないことから徐々に雲取山荘でテンパクする方向に考えが傾いていく。三条弛まではアップダウンの少ないまき道だ。ただ右側は切れ落ちているところが多く転倒したら危ない。また岩場はほとんどなく土の部分が多く足には優しい。ただ距離は長い。飛龍山は登らずまき道とした。三条弛からの久しぶりの登りは汗がでないようにゆっくり歩いた。頂上を経て雲取山荘についたのは13:40であった。テントを設営し、14時からの受付を待つ。この時点ではテントサイトは40%程度であった。就寝のころテントサイトはいっぱいになっていた。翌日は奥多摩駅まで石尾根を歩くつもりであったが、将監小屋であった同年配の単独行者に聞いて、バスの時間の心配なく下れる水根沢コースに変更することにした。雲取山荘は水が豊富で、トイレも和式ではあるがきれいであった。

5/6 最終日は4:30起床5:35出発。風が強い時にテントを撤収した。重石、ペグを外す手順をよく考えないとテントパーツが飛ばされてしまう。石尾根をゆっくり下る。石尾根は昨日歩いたコースと同様にアップダウンが緩やかで、整備された長大な道という感じで、歩き切るのは大変である。七つ石、鷹ノ巣山の登りはちょっときつかった。途中バードウォッチングをしている青年にあった。確かに新緑の中、野鳥が多かった。また鹿のグループも見かけた。鷹巣避難小屋はトイレもあり立派であった。水根沢コースは経路が入り組んでいるが、標識がはっきりしているので間違うことはなかった。水根沢は切れ込んだ渓谷で新緑が美しかった。結局下山には7.5時間近くかかった。水根バス停は多摩湖バス停より一つ多摩駅よりで、平日のため13時台のバスがなく14:15まで1時間待たなければならなかった(休日のほうがバス便は多い)。奥多摩駅から東京まで快速で2時間弱かかった。

この山行には、会からエアライズ2を借りた。感謝したい。

本山行は天気に恵まれ、富士山、南アルプスを見ながら歩くことができた。前二日間は冬のよう、後半は春たけなわの気候で体温調整が大変であった。20年前の再現であるが体力の衰えは隠しがたくコースタイムより時間がかかってしまった。


ポイント数

平面距離Km

沿面距離Km

最低高度m

最高高度m

累計高度+m

累計高度-m

平均速度Km/h

最高速度Km/h

消費カロリーkcal

記録時間

220502

365

9.8

10.1

1524

2599

1434

597

1.1

4

2358

8.9

220503

512

12.9

13.3

1985

2593

1261

1538

1.1

4.5

2773

12.3

220504

520

15.4

15.9

1750

2323

1339

1654

1.5

4.2

2713

10.9

220505

471

13

13.4

1743

2023

1164

1083

1.3

4.3

2416

10.1

220506

445

16.7

17.1

556

1947

738

2025

2.2

6.3

1924

7.6

合計

2313

67.8

69.8

556

2599

5936

6897

1.36

6.3

12184

49.8















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