2022年7月17日〜18日 尾瀬 至仏山

山域・山名:尾瀬・至仏山

期間:2022年7月17日~18日

参加者:Y、S、I、I 


1日目(7月17日)

13:00 桜 15:00 日光有料道路320+100円 15:3017:20 霧降高原駐車場(天空回廊頂上展望所までピストン) 17:37 日光に戻る 19時 道の駅 片品

 

 片品に早くつきそうなので、日光から霧降高原に来た。天空回廊とお花畑を見るためだ。ニッコウキスゲは、2週間前は満開だったそうだが、今はほとんど終わっていた。小雨が降っていたが、何とか最高点1450段の展望所まで行った。それなりにきつい。途中でシモツケ草や小葉ギボウシ、ノハナショウブ、アオヤギソウ、クガイソウなどが咲いている。花ショウブは花に黄色い筋、カキツバタは白い筋、アヤメは黄と紫の網目模様があるそうだ。

 道の駅<片品>はとても明るく、きれいな道の駅で、宿泊できるか心配になる。トイレも明るさは今まで行った道の駅の中でトップクラスだ。泊まる所を探すのに時間が掛かったが何とか良さそうなところが裏の方にあり、一安心。尾瀬に行く人がたくさん車中泊をしている。足湯も裏の方(尾瀬大橋側)にあり、足がすべすべして、気持ち良かった。



霧降高原駐車所と天空回廊


シモツケ草や小葉ギボウシ

2日目(7月18日)

4:20 明るくなり、起床。 5:35 出発 5:506:10 戸倉駐車場 6:3545 鳩待峠 7:3545 山の鼻 8:30 至仏山登山口 11:4012:07 至仏山山頂 12:4555小至仏山 13:25笹が岳分岐 14:30 鳩待峠 15:1530 戸倉駐車場 15:4016:10 道の駅片品 17:0015 日光光徳牧場 17:40清滝IC 18:10大沢IC 20:20 桜P


 道の駅<片品>にはドックランがあり、早朝犬を連れた人が散歩に来る。夜間は雨だったが、後晴れ、星が見え、まあまあの天気になる。今日は高山植物が楽しみだ。戸倉駐車場からはタクシー、バスとも一人1,000円。

 鳩待峠からは至仏山が見える。人は少ないようだ。山の鼻に下り、研究見本園を回って、至仏山に向かう。途中でイワショウブ、トキソウ、ミズチドリおそらくリュウキンカの実、カキツバタ、ヤグルマソウ、サワランが見られた。

 至仏山登山口近くになると、やっとニッコウキスゲやワタスゲが出てくる。至仏山をバックに池塘とヒツジクサもあり、登山口直前ではキンコウカ群落がある。ここ以外はまだつぼみだった。

 登山口からは石がゴロゴロした登山道で昨日雨が降ったせいか、沢状態になっている。十文字草とモウセンゴケが所々で見られる。9:0005 休憩 樹林帯を抜ける。9:43 尾瀬ヶ原、燧岳が見えてくると花も多くなってくる。イワイチョウ、わたすげ、ニガナ、ネジリノギラン。登るにつれ様々な花が出てきて感激。写真撮りで時間が掛かる。

 9:53蛇紋岩の岩場は滑りやすいうえに、水が流れていて要注意。ハクサンチドリ、コバイケイソウとウラジロヨウラク、コバナノトンボソウ、ハクサンイチゲ、尾瀬草と白山小桜、ホソバヒナウスユキソウ、ヨツバシオガマ、シブツアサツキと立山リンドウ、タカネナデシコとイワシモツケ、上州アズマ菊、ムラサキタカネアオヤギソウ、細葉ツメクサ、白山シャクナゲ、イワハタザオ。山頂に近づくにつれ種類は増えていく。

 至仏山は花が多いことは知っていたが、こんなにいろいろな花が見られるとは思っていなかった。嬉しい驚きだ。朝は晴れていたが段々雲が出てきて、良いタイミングで来たものだ。至仏山から小至仏山への稜線は岩が結構あり、歩きにくい。前方には笠ヶ岳、上州武尊が良く見える。稜線は花畑があり、雪が遅くまで残っていることが分かる。タカネバラ、チングルマ、ウサギギク、伊吹じゃ香草、コオニユリ、シナノキンバイ等。

 13:11 汚れているが雪が少しだけ残っていた。分岐直前まで花畑は続く。尾瀬ヶ原、燧岳 次来るのは何時だろう。笹が岳分岐先のオヤマ沢田代はわたすげが見事で、防鹿柵はふるさと納税で作ったそうだ。帰りは道の駅片品に寄り、足湯で疲れを癒す。日光光徳牧場にも寄り、アイスクリームがぎりぎりで間に合う。濃厚でおいしい。



道の駅<片品>建物の後ろが足湯


山の鼻から研究見本園に入る


研究見本園から至仏山バックに池塘とヒツジクサ


水が流れている蛇紋岩を登る


尾瀬草と白山コザクラ


山頂は人が多い


残雪と尾瀬ヶ原、燧岳


オヤマ沢田代はワタスゲの中

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