2023年6月9日 群馬県・岩櫃山
山域・山名:群馬県・岩櫃山
山行目的:山城跡と岩岩したハイキング
期間:2023年6月9日(金)
参加者:KO、EO、NY
駐車場:岩櫃山平沢駐車場
コースと時間:
6/9 平沢駐車場9:00---岩櫃城本丸址9:25---赤岩通り分岐9:50---赤岩登山口10:30---密岩登山口11:30---12:20岩櫃山13:05---本丸址分岐14:00---駐車場14:30
前日から雨が降り止まず、どうしようかと思っていたが、朝9時には止むとの予報が出ていたので、予定通り行くことにした。運転中、雨とガスでずっと視界が悪かったが、現地に到着すると、計ったようにピタッと雨は降り止んだ。
まず、岩櫃城の本丸跡まで、甲冑を着てこの坂を登るのはさぞかしキツかっただろうと往時を偲びながら登って行った。突然開けた場所に出た。ここに本丸があったようだ。
しばらく行くと、直接岩櫃山の頂上に登る道と赤岩尾根コースの分岐に出た。ここから赤岩尾根を一旦下って、人家のある村へ出て、反対側の密岩尾根を登る予定だ。以前、赤岩尾根を通った時には岩の上に砂が被っていて、とても滑ったので、雨あがりの今日はなおさら滑るだろうと覚悟していたが、数日前の大雨で流されたか、被っていた砂が見当たらない。念の為に下がっていた鎖を掴んで下降した。しばらく下って、広場のような場所に出た。ラズベリーのような食べられそうな果実がたわわに実っていた。簡易トイレがあったので、しばらく休憩する。
初夏の花々が咲き誇っている穏やかな里を通り抜けて、密岩尾根を目指して歩いていると、突然岩櫃山の全容が現れた。天然の鎧を身に纏った勇姿を見上げ、感激した。
密岩尾根コースに入ると熊出没注意の立て札が立っていたので、熊鈴を盛大に鳴らしながら樹林帯を進む。樹林が切れ、まもなく稜線に差し掛かる頃、鎖場が現れてきた。ここからしばらく岩場のアップダウンが続くため、慎重に進む。尖った先端にオレンジ色の幟が見えた。あそこが頂上らしい。岩場を捩って上部に出ると素晴らしい景色が広がっていた。ここから狼煙を上げて、次々に連なる山城に情報を伝えたのだろうか。
昼食後、今度は沢コースを下った。連日の雨で、文字通り川になった道を進む。もう一度、本丸跡に戻り、元来た道を下山した。
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