2024年5月17日〜18日八ヶ岳・権現岳、編笠山

山域・山名:八ヶ岳・権現岳、編笠山

山行目的:初夏の八ヶ岳

期間2024年5月17日()〜18日(土)

参加者:KU,EO,KO,NY,TY

駐車場:観音平駐車場

コースと時間

5/17 駐車場6:10~10:55青年小屋(テント場)12:30〜13:10西ギボシ〜13:40東ギボシ〜14:00権現小屋〜14:05権現岳14:25〜15:40青年小屋(テント泊)

5/18 青年小屋6:15〜7:00編笠山7:40〜11:00駐車場


 観音平駐車場はいつも混んでいる印象なので、前日の夜につくばを出発して、KUさんの清里にある山荘で仮眠を取らせてもらい、5時までに駐車場に到着するようにした。ところが平日だったためか、他の車は一台も止まっていなかった。

 朝から強い風が吹いていて、清里からの道中もちぎれた大きな枝が道を塞いだりしていた。駐車場も同様に風が強く、ここでお湯を沸かして朝食を取ったが、風が冷たく、食べ物を車に持ち込んで暖をとりながら食事した。

 相変わらず風は強いままだったが、快晴の中、出発。今日はそれぞれが個人のテントを張って宿泊するため、普段よりも大きい荷物を担いだ。人によってまちまちだが10〜15キロの荷物。とてもゆっくりなペースで歩き始める。最初はゆるやかな樹林帯だが、どんどん斜度がきつくなる。丸く削られたゴロ石についた苔が八ヶ岳の雰囲気を醸し出している。編笠山直登は避けて、迂回路を通過し、青年小屋にたどり着く。

 テントを張って、昼食を取り、軽い荷物だけを持って権現岳を目指すことにする。

当初の予定では編笠山を空身でピストンする予定だったが、権現岳あたりにうっすらと冠雪が見え、翌朝凍ったら面倒なので昼間のうちに行くことにした。

 権現岳までは距離は大したことはないが、以前に比べて岩がかなりもろくなっていた。今回はヘルメットは持ってきたが、ハーネスやカラビナ類は持ってこなかった。失敗した。ところどころクサリはあったが、足元は崩れやすく、急な斜面を神経をすり減らしながら登った。

 権現小屋を過ぎ、頂上に到達し、権現岳と書かれたプレートを持って写真を撮り合ったりした後、下山する。下山は登るより遙かに慎重になるものだが、同行者は気楽に降りてくる。怖いもの知らずとはよく言ったものだ。何はともあれ誰も滑落することもなく、全員無事にテント場まで戻ることができた。

 翌日はテントを撤収して、重い荷物を担いだまま、編笠山を超えて下山することにする。青年小屋からは大きいゴロゴロした岩を一つ一つ超えて登って行く。重い荷物がバランスを崩す。中腹まで行くと樹林帯の急登になる。急登を超えて頂上に出ると急に開けてくる。360度の眺望だ。目の前に白峰三山を初めとする南アルプス、中央アルプス、北アルプス。剱岳も見える。勿論富士山も。ひとしきり景色を楽しんだ後、急な下りを下って駐車場に戻った。今日は土曜日、途中多くの人とすれ違った。駐車場は満車どころか路上駐車の長い長い列ができていた。



観音平からの登り


振り返ると富士山が


青年小屋、お馴染みの赤提灯


それぞれがテントを張る


権現岳 右側のゴツゴツが頂上


ギボシまでの登り


崩れやすいガレ場


編笠山を超えて、帰路へ


360度の眺望
北アルプスを臨んでいる

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