2024年1月19日〜20日 八ヶ岳・天狗岳
参加者:YU,ME,KO,EO,EK,AT,NY,YY
駐車場:渋の湯
コースと時間:1/19 渋の湯11:00---13:50黒百合ヒュッテ14:00---天狗の奥庭分岐---14:50黒百合ヒュッテ(泊)
1/20 黒百合ヒュッテ5:00---6:50東天狗岳7:20---7:50西天狗岳8:05---東天狗岳下8:15---9:20黒百合ヒュッテ10:10---11:50渋の湯
寒波が来る前に八ヶ岳の東天狗岳と西天狗岳に登った。今年は例年以上に積雪は少ないとは聞いていたが、前日に積雪があって、渋の湯まで車道が除雪されているか心配していたが、それほど積もっておらず、順調に駐車場まで辿り着くことができた。
渋の湯の駐車場で身支度をして出発。渋の湯の向かいの橋を渡るといきなりの急登。八方台まではがまんの急坂だが、その後も緩い上りの連続で地味に足にくる。
黒百合ヒュッテに到着するも、向かいの斜面の積雪が少なく、岩や木が露出していて、滑落停止などの雪上訓練ができそうにない。そこで、訓練の代わりに、荷物を置いて空身で天狗の奥庭のあたりまでいってみることにする。
かなりの急登で上りづらかったが、いい練習になった。上部は晴れてはいなかったが、それなりに北アルプスや南アルプスのいくつかの山々を望むことができた。帰りも同じルートを倒けつ転びつ、それなりに楽しんでヒュッテまで下った。
二日目も薄曇りだったが、風もなく穏やかだった。しばらくは暗い中ヘッドランプのあかりを頼りに登っていく。いくつかの急登と岩場でアイゼンをつけての登降に難儀したが、直に慣れて来た。
もうじき東天狗岳の頂上に辿り着こうとしているあたりで、遠くに見える奥秩父の山並みと上部の雲の間が赤く染まった。チカっと陽が上ってくる。反対側の西天狗岳の頂上付近も、ほんの一瞬だが赤く染まった。その後、残念ながら太陽は垂れ込めている雲の中に吸い込まれてしまったが、その一瞬にその場にいられ、うれしかった。
頂上でしばらく余韻を楽しんだ後、西天狗岳に向かう。こちらも積雪が少なくて、ごろごろ岩が露出していた。頂上からはなんとか穂高連峰や後立山が見えたが、ほとんど低い雲海に覆われていた。この辺りから気温が下がり始め、小雪が舞い始めて来た。早めに下山しないと帰り道が思いやられる。同じ道をもどり、ヒュッテで荷物をまとめ帰路に着く。
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