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7月, 2025の投稿を表示しています

025年7月30日 鳥海山

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山域・山名 :鳥海山 山行目的 :初めての鳥海山 期間 : 2025 年 7 月 30 日 ( 水 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :滝の小屋登山口駐車場.駐車台数は出発時 6 台,下山時 9 台 コースと時間 :駐車場 0438 ~ 0942 七高岳 0952 ~ 1026 鳥海山(新山) 1152 ~ 1500 駐車場    登山口から登って行くと滝の小屋の手間で樹林から抜ける。小屋の先には渡渉箇所がいくつも出てくるから、大雨の直後はたいへんそうだ。このコースのハイライトと言える大小ふたつの雪渓は、表面がスプーンカットになっていて、つまり足を置く凸凹があって、しかも傾斜がゆるいため、アイゼン無しでも困らなかった。このあたりに多いチングルマはお馴染みの花ではあるが、大きな群落はいつどこで見ても見事だ。ハクサンシャジンやクルマユリ、ハクサンフウロなどもあちこちに咲いていて、撮影に時間を取られるからなかなか歩みが進まない。外輪山に着いて左回りに登っていくと、まず七高岳の頂がある。ここより標高が数 m 高い新山へ行くには約 70m 下ってから登り直さなければならない。また、その道が大小の岩を積み上げた上を渡って行くので、目の前のピークなのに時間がかかる。期待していた山頂からの景色はガスに阻まれたが、鳥海山が、また来い、と言っているのだと解釈することにした。 山頂目指して大雪渓を登る 中腹から見た雪渓 中央が大雪渓、右が小雪渓 鳥海山の特産チョウカイフスマ 混ざっているのはイワブクロ 新山の山頂まであと少しの場所

2025年7月29日 奥羽山地・蔵王山

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山域・山名 :奥羽山地・蔵王山 山行目的 : 別のルートから再登頂 期間 : 2025 年 7 月 29 日 ( 火 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :刈田峠登山口駐車場.駐車台数は出発時 4 台,下山時 40 台余り コースと時間 :駐車場 0541 ~ 0640 蔵王山(熊野岳) 0900 ~ 1019 刈田岳 1039 ~ 1105 駐車場    蔵王には 2014 年に一度登ったが、今回とは季節もコースも違う。今回は最も一般的な刈田峠から登った。登山口からしばらくは両側から草が覆い被さった登山道だ。朝露のせいで登山ズボンがずぶ濡れになって水冷が効き、季節柄、涼しくて良かった。  山頂に着くと、まだ人はあまりいなかった。あちこちに生えているコマクサは、花の盛りが過ぎていて写真写りは少々良くないが、目で見る分にはまだ楽しめた。   この山の圧巻はやはり御釜だ。緑の水面に雲が斑の模様を落として絵になっていた。リフトが動く時間になると、登山道が多くの人で賑わうようになった。皆、お目当ては御釜のようだ。帰りに寄った刈田岳もほぼ観光地の様相だった。  熊野岳からは目前に月山がよく見えた。その右奥に鳥海山も見えていた。今回は 3 日間で蔵王-鳥海-月山と巡る予定だから、それを知って手招きしてくれているようだ、と勝手に思うことにした。 7 月末だが、どちらの山も雪渓がいくつも残っている。温暖化が進んだ今でもこれだから、昔はもっと大きな雪渓が残ったのだろう。  下山すると、がらがらだった駐車場がかなり埋まり、バスも来ていた。 蔵王山(熊野岳)山頂 コマクサ 月山 御釜

2025年7月23日 奥秩父・大菩薩嶺

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山域・山名 :奥秩父・大菩薩嶺 山行目的 :初めての 7 月 期間 : 2025 年 7 月 23 日 ( 水 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :大日川峠駐車場.駐車台数は出発時 2 台,下山時 25 台 コースと時間 :駐車場 0504 ~唐松尾根~ 0625 雷岩 0643 ~ 0650 大菩薩嶺 0848 ~ 0931 大菩薩峠 0933 ~ 1020 駐車場    瑞牆山の帰りに大菩薩嶺に寄った。 7 月にここに登るのは初めてだ。休憩を取らなくてよいように、また、大汗をかかなくて済むように速度を調整しながら登る。雷岩に着くとよく晴れていて、富士山や南アルプスがよく見えた。八ヶ岳も見えるが木が邪魔をするので全部は見えない。下界の街は雲海に隠れていた。大菩薩嶺の山頂は樹木に囲まれていて展望が全く無い。景色を見たければ、標高がほとんど違わず、山頂から 10 分もかからない雷岩で堪能できる。だから、山頂に長居する登山者は、他にはあまりいない。ここに 2 時間も滞在したのはアマチュア無線のためだ。それが終わってから 9 時前に雷岩に戻ると富士山や南アルプスは雲がかかって見えなくなっていた。下界の雲海は晴れていた。そこから大菩薩峠へ向かう尾根道に花は少なかったが、コウリンカだけはたくさん咲いていた。暑い季節のよく晴れた日だったが、終始ゆっくり歩くことに努めたので滴るような汗をかかず、タオルを使わずに済んだ。 唐松尾根の林 雷岩から見る富士山 コウリンカ 大菩薩峠に向かう尾根道

2025年7月22日 奥秩父・瑞牆山

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山域・山名 :奥秩父・瑞牆山 山行目的 :初めてのコース,初めての 7 月 期間 : 2025 年 7 月 22 日 ( 火 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :みずがき山自然公園駐車場 コースと時間 :駐車場 0839 ~ 1003 不動滝 1018 ~ 1210 瑞牆山 1210 ~ 1330 富士見平~ 1441 駐車場    瑞牆山は富士見平から 11 回登ったことがある。今回初めてみずがき山自然公園から登ることにした。 7 月に登るのも初めてだ。駐車場に着いて車から出ると日差しが痛い。この先どれほど暑くなるかと先が思いやられる。この心配は杞憂に終わったのだが、別の脅威に見舞われることをこのときはまだ知らなかった。登山道沿いには大きな岩がそそり立っていて、クライマーが取り付いている岩もあった。そういえば、駐車場で準備していた人たちもハイカーよりクライマーが多い印象だった。このコースの見ものである不動滝はおもしろい形をしている。岩の急斜面を水が流れ落ちてくるのだが、滝壺に流れ出る前に岩のくぼみに落ちるのだ。この頃から雷鳴が聞こえ始めた。雨も降ってきて、涼しいのは良いが憂鬱だ。雨が強い間は岩陰で雨宿りした。その後雨は止んだが、まだ雷鳴が聞こえていたので、山頂は大急ぎで写真だけ撮って秒で退散した。雷鳴は 13 時頃まで聞こえていた。こんな天気だから出会った人は少なかった。 登山道沿いの岩のひとつ クライマーが取り付いている岩もあった 不動滝の下部 富士見平から登ってくる道との合流点 瑞牆山山頂

2025年7月18日 日光・男体山

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山域・山名 :日光・男体山 山行目的 :初めて夏に登る 期間 : 2025 年 7 月 18 日 ( 金 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :二荒山神社駐車場(宝物館裏).駐車台数は出発時 2 台,下山時 2 台 コースと時間 :駐車場 0555 ~登山口 0602 ~ 0911 男体山 1217 ~ 1458 駐車場     登山口が開くのは 6 時なので門の前でしばらく待つ。他にも数人の登山者がいた。登り始めは土留めが階段状になっていて少々登りにくいが、一合目からは普通の登山道になった。急いで歩くと疲れて休憩を取ることになり、却って遅くなるから、速さを調節しながら登る。季節柄、滝のような汗を覚悟していたが、気温が比較的低いうえ涼しい風があって汗が滴ることはなかった。山頂からは景色がよく見えた。日光連山や尾瀬の山はもちろん、富士山、八ヶ岳、飯豊山などが展望できた。関東平野が雲海だったため、筑波山が見えないのだけは残念だった。あまり人の来ない山頂の北東側でアマチュア無線の運用をしてから奥宮の前で待っていると、別パーティで来た YY、 YU 両氏が登ってきた。しばらく雑談後、 3 人で下山した。気温が上がってきているから大汗をかかないようにゆっくり下った。男体山は 4 回目だが、南側から登ったのと夏に登ったのは初めてだった。これで、春夏秋冬 1 回ずつ登ったことになる。 六合目の手前から見た中禅寺湖 富士山も見えている 山頂 山頂のミネウスユキソウ 山頂から見た八ヶ岳全景 トンボがたくさん飛んでおり、景色を撮ると必ず写る