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2024年12月25日 那須連山・茶臼岳

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山域・山名 :那須連山・茶臼岳 山行目的 :新しい冬用登山靴の履き慣らし 期間 : 2024 年 12 月 25 日 ( 水 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :大丸温泉駐車場 コースと時間 :駐車場 0610 ~ 0714 峠の茶屋駐車場 0728 ~ 0943 峰の茶屋跡避難小屋 0948 ~ 1023 茶臼岳 1030 ~ 1100 峰の茶屋跡避難小屋 1107 ~ 1145 峠の茶屋駐車場 1152 ~ 1225 駐車場    駐車場で車が揺れるほどの風が吹いていたため予定より少し遅く出た。最初は車道を歩き、ロープウェイ駅の上から登山道に入るとすぐ前に若い人が 1 人歩いていた。その人を追い越すとその先にトレースは無かった。スノーシューでも膝まで潜る。峠の茶屋を少し過ぎたとき、後ろから「ラッセルを代わるよ」と声をかけてくる人がいた。以後は交代でラッセルしたが、その人は 1945 年生まれだという。とてもそんな歳には思えない歩きっぷりだった。樹林帯を抜けると雪が減って石ころの露出した道になり、スノーシューもアイゼンも要らなくなった。峰の茶屋跡の避難小屋まで 2 人で話をしながら登り、その先はひとりで茶臼岳へ向かった。山頂はガスで、長居して待っていれば晴れそうだった。しかし、 12 月の茶臼岳は 5 回目であり、よく晴れた日に来たこともあったので、この日はガスの景色を楽しみながら下山した. 樹林帯 のラッセル この人はスノーシューより沈みにくい短スキーだが膝まで潜っている 山頂 峰の茶屋跡へ下りてから茶臼岳を振り返る 下山中,峠の茶屋から見た朝日岳

2024年12月17~20日 八ヶ岳・赤岳~硫黄岳

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山域・山名 :八ヶ岳・赤岳~硫黄岳 山行目的 :冬山登山 期間 : 2024 年 12 月 17 ~ 20 日 ( 火~金 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :美濃戸口駐車場.駐車台数は出発時 14 台 コースと時間 :駐車場 17 日 0832 ~南沢~ 1214 行者小屋テント場(幕営 2 泊) 19 日 0547 ~ 0815 赤岳 0833 ~ 1226 硫黄岳 1235 ~ 1435 テント場(幕営) 20 日 0749 ~北沢~ 1110 駐車場    初日にテント場へ入り、二日目は天気が悪いのでテント場で沈澱を決めこんだ。三日目は放射冷却で冷え込んだなか出発した。前夜まで降っていた雪と風のためトレースが消えている。赤岳山頂では快晴で、ダイヤモンドダストが朝日に輝き、南には雲が発生し始めていた。北アルプスは穂高と常念がよく見え、槍は雲に隠れていた。赤岳からの縦走路にもトレースは無かった。山を独り占めしている気分になれるが、ところどころラッセルで時間を食ってしまう。とくに横岳縦断中に雪の深い場所が多く、短距離だが膝上まで潜る斜面もあった。横岳の奥ノ院を出たあとは南から雲が追いついてきてガスになった。ガスは時々上がりそうになりつつ、結局硫黄岳まで来ても晴れなかった。硫黄岳からの下りにはトレースがある。ここまでずっと一人で新雪を踏んできたのは、風の弱いのも幸いして、愉快な尾根歩きだった。 19 日の朝 文三郎分岐付近から見た阿弥陀岳と中岳 赤岳への最後の登り 横岳・日ノ岳付近の登り 横岳・石尊峰付近から赤岳を振り返る

2024年12月13日 秩父・武甲山

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山域・山名 :秩父・武甲山 山行目的 :初冬のハイキング 期間 : 2024 年 12 月 13 日 ( 金 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :生川一の鳥居駐車場.駐車台数は出発時 2 台,下山時 2 台 コースと時間 :駐車場 0623 ~ 0815 武甲山 1020 ~ 1201 大持山 1339 ~ 1416 妻坂峠~ 1445 駐車場    細い車道を登って行くとやがて登山道になり、不動滝へ来る。ここには水を入れたペットボトルが多数置いてあり、山頂のトイレのための水をハイカーに運んでもうらようになっている。過去 2 回の登山では 2L のボトルをザックにくくりつけて登ったが、今回は空のボトルがいくつか置いてあるだけなのでやめた。トイレが冬季閉鎖中だから水を運ぶ必要がないのだろう。曇りで薄暗い感じのスギ林とヒノキ林の中を登って行くと、予定より少し早めに山頂に着いた。高曇りなので展望が効き、 95km 先の筑波山もよく見える。しかし、木の枝が邪魔して写真が撮りにくい。ここでアマチュア無線の運用をしてから大持山へ向かった。大持山へのルートは細かいアップダウンが続く。途中で雌のニホンジカを 2 頭見た。大持山の山頂は昨年 10 月に来たときには樹木に囲まれて狭苦しい場所だと思ったが、この季節に来ると木の枝越しに武甲山などが見え、少し開放感がある。ここでもアマチュア無線を運用してから下山した。 御嶽神社の裏にぽつんと残された鐘撞堂 武甲山から見た筑波山 武甲山山頂 柵の向こうは石灰岩採掘場なので立入禁止 大持山山頂

2024年12月11~12日 秩父・両神山

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山域・山名 :秩父・両神山 山行目的 :初冬のハイキング 期間 : 2024 年 12 月 11 ~ 12 日 ( 水~木 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :日向大谷登山口駐車場.駐車台数は出発時 1 台(他に無し),下山時 3 台 コースと時間 :駐車場 11 日 0823 ~ 1103 清滝小屋テント場(幕営) 12 日 0630 ~ 0802 両神山 1105 ~ 1142 テント場 1219 ~ 1408 駐車場    両神山に登るのは 4 回目、今年になってからは 2 回目である。清滝小屋経由で登るのも 2 回目だ。冬枯れの景色の中を登って行くと、清滝小屋の手前にある水場、弘法之井戸では水がよく出ていた。水は持ってきていたが、予備として少し補給する。小屋には予定より少し早く着いた。ここは避難小屋として開放されており、備え付けのノートを見ると泊まる人が時々いるようだ。いつか泊まってみたいが今回はテントである。夜、テントの中が氷点下になった。翌日は日の出の頃に出発し、山頂に向かった。葉を落とした木々に赤みを帯びた日が差している。屋根付きの鳥居がある両神神社で小休止し、順調に山頂に着いた。快晴なので景色が良い。 9 時の気温が -8 ℃だったが、風が弱いので長居してアマチュア無線を運用することができた。山頂にいる間に他のハイカーが 7 人登ってきて、下山中に 8 人すれ違った。 落ち葉に覆われた登山道 落ち葉で足を滑らせると谷に落ちる 山頂から南西の方向に甲武信ヶ岳と小川山が見える 東の方向に見る南八ヶ岳 山頂の二等三角点と方向盤

2024年12月6日 奥秩父・大菩薩嶺

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山域・山名 :奥秩父・大菩薩嶺 山行目的 :初めての 12 月の大菩薩嶺 期間 : 2024 年 12 月 6 日 ( 金 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :大日川峠駐車場.駐車台数は出発時 3 台,下山時 31 台 コースと時間 :駐車場 0602 ~ 0702 大菩薩峠 0709 ~ 0804 大菩薩嶺 1041 ~ 1146 駐車場    大日川峠からこの山に登るとき、これまでは唐松尾根を登って大菩薩峠から下るコースをとっていたが、今回は初めて逆コースにしてみた。峠まではだらだらとゆるい登りである。直前の 4 ~ 5 日は 20kg 超えの荷物を担いで甲武信ヶ岳に登っていたから、この日は日帰り荷物のみになって楽に感じる。天気はごく薄い雲のある晴れ、風は無い。空気はひんやり冷たいが、こんなときでも急ぐと汗をかくので気を付けて速度を調整する。峠からは 125km 先の筑波山がはっきり見えた。 5 月 20 日前後には筑波山付近から日が昇るので、それを見に来るのもおもしろいのではないかと思った。峠から先は風が強い。雪は無いが、はっきりと冬を感じる寒さだ。大菩薩嶺山頂でアマチュア無線を運用していると 20 人以上が登って来て、誰もが記念写真だけ撮ってすぐ戻って行った。景色の見えない場所だからそうなるのだろう。唐松尾根を下るとき一時的に雲が広がった他はよく晴れて、ゆったりした気分になれるハイキングだった。 大菩薩峠から望む筑波山と加波山 いまさら富士山,されど富士山 朝日に光る東京湾浦賀水道付近 雷岩から眺める富士山と塩山市付近の市街

2024年12月4~5日 奥秩父・甲武信ヶ岳

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山域・山名 :奥秩父・甲武信ヶ岳 山行目的 :初めての 12 月の甲武信ヶ岳 期間 : 2024 年 12 月 4 ~ 5 日 ( 水~木 ) 参加者 : SH (単独) 駐車場 :毛木平登山口駐車場.駐車台数は出発時 3 台,下山時 2 台 コースと時間 :駐車場 4 日 0708 ~ 1256 甲武信ヶ岳 1346 ~ 1406 甲武信小屋テント場 5 日 0546 ~ 0749 三宝山 0946 ~ 1229 十文字峠 1243 ~ 1410 駐車場    荷物が 20kg を越えたうえ、凍った沢の撮影に時間を使うので、歩みが鈍い。ようやく昼過ぎに山頂に着くと快晴だった。風が冷たい。展望がよく利き、八ヶ岳とその向こうの槍穂、朝日岳と国師ヶ岳の間に見える白峰三山などが望めた。甲武信小屋に降りるとテント場には薄く雪が積もっている。小屋が 11 月末で閉まったので水は無い。 1.5L 持って来ているから今回は足りるが、今後のために水場を見に行くことにした。東沢へ数分下ると小屋の水道施設があり、そこから溢れる水を汲めることがわかった。厳冬期は凍るかもしれないが、その頃なら雪で作れるから困らない。日没時には再び山頂に立った。翌日もよく晴れた。山頂で日の出を見てから十文字峠経由で下ると、途中の大山では 127km 先の筑波山がよく見えた。 4 日に出会ったのは 4 人だけ、 5 日は誰ひとり見ない静かな山だった。 千曲川信濃川源流の氷 甲武信ヶ岳山頂 朝日岳(金峰山の隣)に落ちる夕日 その左に見えているのは南アルプスの白峰三山 5 日の朝の霧氷